症状と治療のお話し : 帯状疱疹

まず最初にこちらをお読みください。

帯状疱疹

帯状疱疹は子供の頃にかかった水痘(みずぼうそう)のウィルスが何十年も神経細胞のなかで眠っていた後に突然暴れだして起こる病気で、子供の頃に水疱瘡になった事がある人はみんな身体の中にこのウィルスをもっています。
帯状疱疹後神経痛になると とにかく痛い!鍼灸は劇的に効果を発揮することがあります。
鍼灸ジャーナル Vol.24(2012年1月号)に「帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の治療」を発表しています。

帯状疱疹には鍼灸が一番

帯状疱疹って何?

帯状疱疹は子供の頃にかかった水痘(みずぼうそう)のウィルスが何十年も神経細胞のなかで眠っていた後に突然暴れだして起こる病気で、子供の頃に水疱瘡になった事がある人はみんな身体の中にこのウィルスをもっています。このウィルスが神経を通って皮膚に出てくるときに神経痛に似た痛みがあります。水痘のできる範囲も神経の分布領域と一致し、体の片側だけで帯状の配列をとります。

発症は4~5日すると痛みのある部分の皮膚が赤くなってきてその中に次々と小さな水痘(水ぶくれ)がたくさん出てきます。水痘は1~2週間増えつづけこれが破れてただれ、潰瘍となりますがやがて乾燥してかさぶたとなり若い人では2週間、お年寄りでも3週間くらいで治るといわれています。皮膚の発疹が治る頃には痛みもなくなるといわれていますが、実際は水痘のうちから針灸治療をはじめたほうがいいでしょう。潰瘍やかさぶたが消えるよりまでの痛みもつらいもの。潰瘍やかさぶたが消えるより先に針灸治療で激烈な痛みがなくなります。

帯状疱疹は感染しないのですか?

帯状疱疹では水痘・帯状疱疹ウィルス(VZV)は病変部のみに存在しているため、水痘の場合と違って唾液中にウィルスが排泄される事はありません。そのため、帯状疱疹は一般に他人に感染しないものと考えられます。ただし、水痘の既住がない人には水痘内のウィルスが感染し、水痘を発症させる可能性はあります。

治療方法は西洋医学の立場からは以下のように紹介されています

軽い場合は鎮痛剤などを内服するだけで自然に治りますが、ウィルスの増殖を止めてしまう抗ウィルス剤が開発されているので早めに病院へ行き治療することが大切です。とくに目の周りの帯状疱疹や痛みの強い場合、麻痺が見られる場合、汎発疹(はんぱつしん:広範囲に水痘ができる場合)などには抗ウィルス剤による治療が必要です。
いずれにせよ抗ウィルス剤は早期に使わないと意味がないので、早めの治療をおすすめします。

とまあ、紹介されているのですが、鍼灸治療は低下している免疫力を回復させつらい痛みを劇的になくすることができます。抗ウィルス剤との併用をおすすめします。

ただ初期の段階で 鍼灸院にこられる患者さんはあまりいらっしゃいません。私がよく診るのは帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)という状態になってからです。

帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)は西洋医学の立場からは以下のように紹介されています

帯状疱疹は非常に痛い病気ですが、皮膚の発疹が治る頃には痛みもなくなります。しかし痛みだけが後遺症として残ることがあり、これを帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。これは良い治療法がなく、引き裂かれるような、えぐられるような、焼けるような痛みがあるといわれ、鎮痛剤もあまり効果がありません。が、うつ病の患者さんに使われる抗うつ剤という薬が効くことがあります。また、トウガラシの有効成分であるカプサイシンの塗り薬や皮膚の血管を拡張させて血流を良くする貼り薬、カイロやお風呂に入って温めるといたみが軽くなることもあります。帯状疱疹後神経痛の時期にはもうウィルスは活動していないので抗ウィルス剤は効きません。 また、高齢者では、帯状疱疹の治癒後ににいたみが残存する事が多く、帯状疱疹後、長期にわたって痛みを訴える患者の70%は60歳以上です。若年者は免疫能力が高齢者にくらべ高いので、このことが帯状疱疹後神経痛に関与していると考えられています。

といわれているのですが、鍼灸はこの帯状疱疹後神経痛に劇的に効きます。
痛みは消えてもかゆみが残ることもあります。針灸は帯状疱疹後神経痛やかゆみにもよく効きます。

1月に治療した例を紹介しましょう。

73歳のおばあさんです。12月に膝の痛みでみえられ、数回治療してよくなった後 来院されなくなったので、念のためにアンケートはがきを出したところ1月中旬に電話がかかってきました。

1月初めから 腰の部分の帯状疱疹にかかり、痛みで夜も眠れないとのこと。医者にはかかっているが鎮痛剤が全然効かないというのです。だまされたと思ってでもいいから、鍼にきなさい絶対 痛みをとってあげるからというと その日のうちに来院されました。
3日間 続けて治療して 痛みはなくなりました。
その後 10日ほどしてまた来院されました。激しい痛みはなくなったのだが、夜になると患部を虫が這うような感じがしてチクチクして眠れないというのです。
一日おきに3回 治療して これもきれいに治りました。
10日もおかず、もっと早く来院さればよかったのにと、内心思いました。かかっている医者に、鍼で激痛がなくなったと報告したところ「鍼が帯状疱疹に効くはずがない」といわれたと後で聞きました。そういったことが影響したのかもしれません。
実際は 鍼灸治療は免疫力を高め、帯状疱疹の痛みを劇的に止めることができます。

帯状疱疹後神経痛を残さないようにするには鍼灸が一番ですが、西洋医学の立場からは以下のように紹介されています。

帯状疱疹後神経痛(PHN)は水痘・帯状疱疹ウィルス(VZV)の再活性化によって引き起こされ発症するが、現時点ではVZVの再活性化を防ぐ事は不可能です。しかし、VZVの増殖に伴って神経に炎症が生じておこる痛みは局所麻酔による神経ブロックや鎮痛薬などを用いて、急性期の痛みを徹底的に押さえる事はできます。
痛みが発生する経路は次の通りで、知覚→交感→運動神経→に過剰な緊張を生み、局所の血流を減少させます。この局所の血流低下は神経組織の性質の変化を援護し"痛みの悪循環"を形成します。つまり帯状疱疹後神経痛を防ぐポイントは局所の血流を減少させない事です。血流を改善する基本は交感神経の緊張を緩め、血管を弛緩させることで、神経ブロックはもちろん、入浴が有効です。

とまあ いわれています。鍼灸は局所の血流を増加させ交感神経の緊張を緩めることができますから、効くのは当たり前といったところでしょうか。

☆老人の帯状疱疹後神経痛の治り方 (患者さんの声)

☆老人の帯状疱疹後神経痛の治り方

帯状疱疹は子供の頃にかかった水痘(すいとう)、水疱瘡(みずぼうそう)のウィルスが何十年も神経細胞のなかで眠っていた後に突然暴れだして起こる病気で、子供の頃に水痘になった事がある人はみんな身体の中にこのウィルスをもっています。免疫力が弱った時にかかるといわれています。

帯状疱疹は非常に痛い病気ですが、皮膚の発疹が治る頃には痛みもなくなるといわれています。しかし痛みだけが後遺症として残ることがあり、これが帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。高齢者では、帯状疱疹の治癒後ににいたみが残ることが多く、帯状疱疹後、長期にわたって痛みを訴える患者の70%は60歳以上といわれています。非常に治りにくいといわれていますが、針灸はよく効きます。

品川(仮名)さんは80代のお年寄り、娘さんに付き添われて来院されました。3ヶ月にわたって痛み続けています。「ぎゅうっといつも痛い」という大変お気の毒な状況。痛み止めは全然効きません。リリカという薬を処方されるとフラついて歩けなくなり中止しました。リリカ(薬名プレガバリン)は抗痙攣剤で、帯状疱疹後神経痛によく使われています。抗痙攣剤のため、効き過ぎれば脳の働きを抑えて、意識レベルの低下やめまい、ふらつきなどの症状をおこします。

結局、約一ヶ月に10回の針灸治療をして痛みはきれいになくなりました。娘さんからは「2~3回目の受診から本人も自覚できるくらい痛みが少なくなり、2ヶ月、週2回ぐらいでほぼなくなりました。」とのコメントをいただきました(治療期間は実際は1ヶ月と数日なのですが、2ヶ月にわたったためそう記載されています)

リリカでふらついて骨折、入院 帯状疱疹後神経痛の治療の話

70代後半の女性患者さんのお話です。201X年8月初旬 右のでん部と太もも内側に帯状泡疹に発症、すぐに皮膚科を受診した後、下旬からペインクリニックに通い始めました。
ひどい痛みのためにリリカというお薬を出されましたが、痛みがひきません。「効かない」というとリリカを増量されました。今度はフラフラしてきて9月上旬に路上で転倒、右腕を骨折してそのまま1ヶ月入院。骨折の痛みと帯状疱疹後神経痛で大変だったそうです。

退院後 2ヶ月たっても痛みがひどく12月中旬に結(ゆい)にいらっしゃいました。リリカは2日前に断薬しています。右のでん部と太もも内側に加え右腕も上にあげようとすると痛みます。骨折で固定していたために右腕から右肩にかけて拘縮(こうしゅく)といって筋肉が硬くなって動かなくなっています。
1日おきに2回 治療したところ激痛はなくなりました。ただチクチクした痛みが残ります。その後一ヵ月半に13回 治療したところ昼間の痛みはほぼなくなりました。ただ夜は少し痛みます。右腕から右肩にかけての拘縮はなくなり腕は自由に動かせるようになりました。
その後 3月に発症する花粉症を治したりしながら 治療を継続、週1~2回から、2週間に1度と治療回数を減らし、約1年後に治療を終了しました。
家事や家庭菜園の作業によく動かれる方で、治療の後半は帯状疱疹後神経痛というよりは筋肉痛、肉体労働の後の腰痛の要素が強い症状でした。
1年後のアンケートでは以下のコメントをいただきました。

右大腿内側の痛みは、肩、骨折の時 病院で治らないと言われました。こんなに毎日の生活が楽に出来るとはしあわせです。今の状態で日常の生活が出来るので様子をみて,又 悪くなったら治療をしてください。よろしくお願いします。ありがとうございました。
コメント以上  

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

8ヶ月続いた帯状疱疹の痛み、2ヶ月で治る(患者さんの声)

亀井(仮名)さんは60代後半の女性、8ヶ月前に帯状疱疹にかかりました。帯状疱疹は治ったのですが、その後右の背中から胸にかけて「はりついたような痛み」に悩まされることになります。
帯状疱疹後神経痛です。 帯状疱疹になる前から頑固な便秘に苦しんでいらっしゃいました。
1ヶ月ほど前から耳鳴りも出ていました。約2ヶ月の間に13回治療して、全部きれいに治りました。
5~6回目で食事がおいしくなり、便秘がなおり、耳鳴りが消えました。帯状疱疹後神経痛も消えました。

ところが帯状疱疹後神経痛はいったんよくなったものの2~3回 再発を繰り返しました。
落胆する亀井さんの生活の様子を聞き取ると理由がわかりました。
帯状疱疹後神経痛は鍼灸治療を開始するまで、ずっと続く痛みでした。ところがいったんよくなった後の痛みは、2日ほどすると自然に消えているのです。
治療して元気になった亀井さんは趣味の刺繍を再会、家の片付けや掃除を猛然と始めていたのです。

しかもいったん区切りがつくまでは仕事をやめない猛烈ぶり。それは朝から深夜に及んでいました。
「背中の痛みは筋肉痛ですよ。8ヶ月ろくに動いていなかったら、筋肉も落ちています。もう少しスローに動いてください。あなたは仕事中は疲労感を感じないでしょう。終わったとたんに吸い込まれるような疲労感に襲われませんか。」と聞くとその通りだというお答え。
帯状疱疹後神経痛が治ったあとに筋肉痛がおこっていたのです。
集中力の強さがあだになっていました。
亀井さんは2つの痛みを混同して悲嘆にくれていたのです。

「動きすぎると筋肉痛になります、適度に動いていると以前のように筋肉もついてきますから痛まなくなります。無理をしないでください。」とお願いしました。
筋肉痛と思い始めると同じ痛みでもたいしたことではないと感じるようになりました。痛みは記憶の面があります。過去の帯状疱疹後神経痛のひどい痛みと結びつけ、耐えがたい痛みとなって再発していたのです。
数ヶ月飲み続けていたリリカは鍼灸をはじめる時点でやめられていました。リリカは抗痙攣剤でありながら痛み止めとして使われているお薬です。

「やると決めたことは何があってもやる」と無理をされる方に慢性的な痛みが続く場合が多いようです。
60代は30代とは違います。明日やれることは明日に回す寛容さが身体を楽にします。

◆治療後のアンケートでは治療前の苦痛を10とすれば今は0と回答され、以下のようにコメントされました。 voice_28_25.jpg

 

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

頑固な帯状疱疹後神経痛も治りました

半健康人から脱出!結(ゆい)通信No.226 2009/09/06より

帯状疱疹は痛いものですが、たいていは、皮膚の発疹が治る頃には痛みもなくなります。しかし痛みだけが後遺症として残ることがあり、これが帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。
高齢者では、帯状疱疹の治癒後に痛みが残る事が多く、帯状疱疹後、長期にわたって痛みを訴える患者の70%は60歳以上です。
針灸は帯状疱疹後神経痛によく効きます。先日治療した60代前半の男性の痛みもきれいにとれました。最初に以下のようなメールを娘さんからいただきました。(一部省略)

父は2年前帯状疱疹ヘルペスにかかり、背中一面に相当ひどいやけどのような症状が出て治療が遅くなったため帯状疱疹後神経痛に悩まされています。痛みが残って2年近くになりますが、全く痛みが取れない状態で、毎日痛みをこらえている父を見ると本当になんとかしてあげたいという気持ちが消えません。
これまで、ただ我慢しているだけでなく、あらゆるブロック注射・麻酔などの西洋的なものを試してきましたが1時間ほど効果があるだけで結局すぐに元に戻ってしまいます。
鍼も父も考えたようなのですが、違う疾患で近くの鍼に長く通っていて、効果が得られなかったと言っていろんなことが疑心暗鬼になっているようです。
ペインクリニックの先生に「もう神経がボロボロだから麻酔や、神経ブロックでは治らない」と言われてしまいました。
もう八方塞がりな状態なのですが、まだあきらめたくありません。どうかお返事いただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

メールは以上

6月初めから7月中旬まで9回の針灸治療をすると痛みはきれいにとれました。少し歩くと左脚がしびれて歩けなくなるという脊中管狭窄症のような症状もいっしょに治りました。車に乗ったときシートベルトがあたると痛いという状態だったのが3回目の治療ぐらいからとれていきました。まだ現役でしっかり働いていらっしゃる患者さんです。初診の時、「あなたの身体はしっかりしている、これなら治りますよ」と素直に私の感じたままを言うと、半信半疑ながらもちょっと嬉しそうにしていらっしゃいました。針灸といってもいろいろあります。お近くの針灸院で普通に針をして治らなかったとしてもあきらめることはありません。今回は火針という特殊なやり方も使いました。自宅でも毎日、台座灸というセンネン灸のようなお灸をしてもらいました。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

帯状疱疹後神経痛がなくなりました 75歳の女性

帯状疱疹後神経痛が近頃増えているようです。
帯状疱疹は子供の頃にかかった水痘(みずぼうそう)のウィルスが何十年も神経細胞のなかで眠っていた後に突然暴れだして起こる病気で、子供の頃に水疱瘡になった事がある人はみんな身体の中にこのウィルスをもっています。
帯状疱疹後神経痛になるととにかく痛い!鍼灸は劇的に効果を発揮することがあります。
専門誌 鍼灸ジャーナル Vol.24(2012年1月号)に「帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の治療」を発表しています。

75歳の女性が、家族に連れられて来院されました。帯状疱疹発症から約一か月たっています。帯状疱疹後神経痛でお腹と腰がひどく痛みます。患者さん自身のコメントにあるように意欲をなくされていて、弱気になっていらっしゃいました。食欲もありません。自営業で帯状疱疹発症まではバリバリ仕事をされていたそうです。帯状疱疹後神経痛の患者さんは一見すると「うつ病」のような状態になっ
ていらっしゃる方がよくみられます。

一か月9回治療すると痛みがほとんど感じなくなりました。仕事を徐々に再開しながらさらに約一か月 7回治療したところで、痛みがなくなり元気になったのでアンケートをいただきました。今も治療していると調子がいいと月に2回ほど来院されています。

◆非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【0】である。とアンケートをいただきました。

激痛から通院の度に痛みがとれていき、先生との対話で癒され安心させてもらえたのもとても感謝しています。この短時間にこれだけ快適にさせてもらいびっくりしています。元々あった肩こりもよくなっています。75歳でこのままダメになるかもとと弱気になりかけていたのが帯状疱疹前よりも元気になれた感じがしています。本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

以上コメント

自筆のコメントは以下からどうぞ。

2022年11月

帯状疱疹後神経痛が消えた 75歳の男性

No.736は75歳女性の帯状疱疹後神経痛の話でしたが、こちらは75歳の男性です。

ひどい痛みに打ちひしがれていらっしゃいました。帯状疱疹後神経痛の患者さんは一見すると「うつ病」みたいな状態になっていらっしゃる方がよくみられますが、こちらの男性も同様でした。一度治療すると痛みの軽減とともに「ちゃんと立てるようになった」と言われました。たしかに背筋が伸びていました。キリキリする深い痛みが表面的な痛みに変わったとも。

もともとはマラソンに出場するような元気な高齢者です。マラソンのTシャツを着て来院されることもありました。「こりゃ東尋坊行きだな、行く元気もないか」というコメントにあるお言葉を聞いた時は、「冗談かな?」と思いましたが、どうもそうでもなかったようです。東尋坊(とうじんぼう)は自死がよくおこる場所です。福井県にあり日本海に面しています。

一か月半13回治療して以下のアンケートとコメントをいただきました。
時々昔の仕事仲間とお酒を飲んでいらっしゃるとのこと。うらやましい老後です。

◆非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【0】である。とアンケートをいただきました。以下はコメントです。

○月末に帯状疱疹になった。病院も受け付けてもらえず、あと帯状疱疹後神経痛になった。家族が「帯状疱疹やで」と言い、即 皮膚科へ。ウイルスを減らす塗り薬、痛み止め(リリカ)をもらったが全く改善せず、夜も昼も家でゴロゴロ寝の生活。シャツが皮膚にすれ痛く、250m歩くのもやっとだった。半月後子供が帯状疱疹の鍼灸治療探してくれ、わらをもつかむ気持ちで本院に通院、1回目から痛み止め薬が効き眠れた。3回目くらいで痛み止め薬終了も眠れるようになった。痛みもずんずん改善「ビールOK」がうれしかった。治療開始から約一か月後仲間との飲み会にも参加、何もなかった(痛みの再発はなかった)地域の皮膚科通院の時は(痛みが)ひどく「こりゃ東尋坊行きだな、行く元気もないか」と真剣に思った。一か月と少したった頃から患部の違和感もなくなり、一か月半で治療終了となった。本当にありがとうございました。

自筆のコメントは以下からご覧ください。

2022年11月