震災ボランティアの記録 95年3月3日

2月26日活動報告


① 2月26日のボランティア治療は、30名の鍼灸師・マッサージ師を含む
総勢55名のスタッフが参加し、3カ所に分かれて活動が行なわれました。

・県立兵庫高校で14O名
・神楽公園から福原のビルヘ輸送するグループで48名
・南駒栄テント村で約6O名

総勢25O人の患者さんに治療をしました。

② 受付グループは、子供たちと一緒に遊ぶボランティア活勤をしました。

神楽公園から福原のビルへ患者さんをピストン輸送すろのは、患者さんにあまり好評ではなく(福原のビルまで行つた患者さんは、その設備と良好な治療環境に大満足でしたが)結局手が足りなくなった南駒栄公園テント村へ行くグループ、避難所となっている大橋中学校、神楽小学校を直接回るグループと3班に分かれて治療しました。
神楽公園に置かれた受付テントは少し手があいたのですが、その間スタッフは避難所の子供たちと-結に遊びまくりました。避難所の生活は結構忙しく、お父さんもお母さんもなかなか子供と遊ぶ時間が作れません。でも子供たちは震災以降、熱烈にスキンシップやボディタッチをを求め、遊びたがっています。公園にも子供たちと遊ぶことを目的とするボランティアが来ていました.結果的に、とってもよいボランティア活動ができたようです。

③2月26日のボランティア治療の様子は朝日放送「ワイドABCDE―す」で放敏されました。

3月5日活動内容

①当日は、県立兵庫高校・南駒栄テント村・本町公園テント村の3カ所で、
ボランティア治療をします。
3月5日は、鍼灸師マッサージ師44名を色む総数70名近くのスタッフ
の参加で、ボランテイア治療を予定しています。
県立兵庫高校でも5階の2つの部屋を借りています。南駒栄テント村は新たに
大きなテントを設営し治療所にします.兵庫区本町公園にあるテント村では、
大きな集会テントを設けています。
もし県立兵庫高校でもし治療家の方が暇になるようでしたら、別の避難所の
巡回治療に出発します。7人乗りの車とドライバーが2台分準備されています。
そのヘんは臨機応変に判断します。

②現地までの移動について。
・JR兵庫駅までは全員で移動します。
・JR兵庫駅で南駒栄隊と兵庫高校隊に分かれ、夕クシーで移動します。
・ 本町公園隊は兵庫県西部から来るグループが別に入ります.

③治療終了後について。
リ-ダ-、サブリ-ダ-等をのぞいては、治療後現地で解散します。
リ-タ-、サフ゛リ-タ゛-等は兵庫高校か南駒栄で簡単な集約会議を持ちます。

○中医研、呼びかけの行動は今回で一旦区切りをつけるつもりです。
今俊も活動を続けようとする方は、下記へ連絡して相談してください。
(もちろん1人でふらっと行っても治療はできます)

・県立兵庫高校ボランティア本部03O-92-09212
(役所の対策本部とは別の自主的ボランティアのグループです)
・ テント村ボランティア本部078‐641-9043

・兵庫区ボランティア対策本部(長沼)078-579-3304
今回の行動で直接の関わりは持っていませんが、特にマッサージ師等の、
マツサージのできる人を探しているとの要請がありました.1~2日前に
連絡すれば住診希望の患者さんを探し、ボランティア1名が同伴するそうです。

今回の活動で、予想以上の経費がかかってしまいました。
あとで力ンパ袋を回しますので、よろしかったら力ンパをお願い致します。

3月5日 活動報告

1.県立兵庫高校で 約157名
南駒栄テント村で 約100名
本町公園テント村で 約60名
二葉老人いこいの家等の巡回治療で 17名

総数 約334名の患者さんを治療しました。

2.日本特殊医科からディスポシーツ30枚の提供がありました。

3.3月5日のボランティア治療の様子は日本テレビの取材があり、
当日夕方のニュースで放映されました。