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結(ゆい)針灸院

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症状と治療のお話し

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6月の養生法 その2 暑熱順化、暑さに慣れる 

結(ゆい)通信No.313  2011/6/29より

快適にしていいんです

前号では関西電力管内の電力不足は8月の昼間ピーク時のみの3時間の節電でのりきれます、世間の雰囲気に過剰反応して、エアコンを自粛しすぎる必要はありませんと書きました。その後「気兼ねなくエアコンを使えるようになった」「身体をこわしてまで節電するのはおかしいですよね」といった声を患者さんたちから聞くことができました。

じつはエアコンの自粛で私が危惧していたのは高齢者の熱中症だけではありません。パニック障害、自律神経失調症の患者さんたちの症状悪化です。

6月だというのに急激に暑くなった気候はパニック発作やさまざまな不調をもたらします。鍼灸治療に加え、適切にエアコンを使い体調管理することが必要です。しかしパニック障害や自律神経失調症の患者さんは周りを気にしすぎる方が多く、世間の雰囲気に影響を受けやすい。エアコンのスイッチを入れることを躊躇してしまうのです。 「快適にしていいんです」「エアコンを使ってください」最近は毎日患者さんに呼びかけています。

暑熱順化、暑さに慣れる

「今からエアコンを使ってしまったら、8月は耐えられなくなるんじゃないですか」と患者さんからいわれることもあります。 「大丈夫、人の身体は暑さに慣れることができるんです」とお答えしています。 暑くなって10日~14日程度たつと暑さで急に体温が上昇しすぎたりすることが減ってきます。暑くなったばかりの時期、今がしんどいのです。

やがて春より汗をたくさんかけるようになり、暑さに耐えられるようになっていきます。たくさんかけるようになった汗の塩分濃度は低下します。 身体から大切な塩分がなくなっていくのを防いでいるのです。血液の塩分濃度が低下すると足や腕や腹の筋肉が痛んだり、けいれんしたりします。それを防ぎます。 また塩分が薄くなった汗の方が蒸発しやすく、気化熱で暑さを逃がしやすくなります。

暑さに慣れることを暑熱順化といいます。ただエアコンの中ばかりにいると暑熱順化がおこりにくくなるのも事実ですから、エアコンで一息つきながらも時には戸外で汗をかきましょう。どの程度、暑い環境に身をおくかは個人によって違います。 鍼灸は汗をかけない、熱のこもりやすい身体の状態を改善することができます。


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