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症状と治療のお話し
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赤ちゃんのあせも、少しぐらいは大目に見てあげてください。汗腺の大切さ。
お盆が近づいてきました。
久しぶりに孫に会うのを楽しみにされているおじいちゃん、おばあちゃんも多いことでしょう。お孫さんの赤ちゃんのあせも、少しぐらいは大目に見てあげてほしいのです。お孫さんを心配されるお気持ちはよくわかるのですが。
人の汗腺、うまく汗をだす能力は2歳ぐらいまでにつくられると言われています。
赤ちゃんは1日に一度くらいはたっぷり汗を出して汗腺の発達をうながすことが大切です。あせもが少しくらいできるかもしれませんが、暑さにきちんと対処できる身体をつくることの方が大切です。
あせもをつくらない一番のやり方は1日中、低めの冷房の中にいること。でもそれではきちんと汗が出て、暑さに耐えられる身体をつくることができません。
あるお母さんを治療したときのことです。
私「時には外に出て、汗をかかせてあげてください。」
お母さん「でもあせもをつくるとお姑さんにいろいろ言われるんです。」
こんな会話を何人ものお母さんと交わしてきました。
家庭への冷房の普及は70年代後半から80年頃といわれています。20代30代の若い人ほど暑さに弱い人が多いと感じています。弱い人は暑くなるのではなく苦しくなるのです。冷房の普及と関係している可能性は大。
赤ちゃんの時にしっかり汗をかかなかったのかもしれません。
北海道で育ち、成人してから大阪にきて体温調節に苦労されている患者さんもいらっしゃいました。
鍼灸は汗をかけない、熱のこもりやすい、暑さで苦しくなる身体の状態も改善することができますが、まずは赤ちゃんの汗腺の発達に気配りしてください。
もちろん熱中症にも気をつけながら。
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