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結(ゆい)針灸院

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膝の水は抜くとくせになる? 

結(ゆい)通信No.75 2004/05/09より2010/8/6改訂

「膝の水は抜くとくせになる」とおっしゃる患者さんが結構いらっしゃいます。
実際はどうなのでしょう。

関節にたまる水は 膝に炎症があると出てくるものです。炎症が治らないといつまでも出てきます。整形外科で膝の水を抜いて、痛み止めを飲んで痛みを感じなくさせると、確かに一時的に楽にはなります。でも膝の炎症が治っているわけではないので、また動いていると、膝に水がたまります。痛み止めを飲んで痛みを感じなくなると、膝が悲鳴をあげているのにも気づかず動き回ります。炎症が悪化し、水がたまります。
これでは膝の炎症はいつまでたっても治りません。だから「膝の水は抜くとくせになる」といわれるのです。水を抜くこと自身がくせになるわけではありませんが、ひどくなったら水を抜いて、痛み止めを飲んで治ったと錯覚してしまうことが、結局は長引かせているのです。一時的な楽を求めて、ごまかしを続けている状態です。

それに痛み止めは 鎮痛解熱剤です。鎮痛解熱剤(非ステロイド性抗炎症薬)には胃腸障害や腎障害、肝障害などの副作用もあります。とくに胃壁に悪影響があり、胃潰瘍や消化管出血の原因となります。
最近はインドメタシンなど鎮痛解熱剤と同じ薬を使った塗り薬、シップなども市販されています。一時的に使うのならとにかく、長期に漫然と使うのはお勧めできません。飲まないでも皮膚から吸収されますから、胃腸障害や腎障害、肝障害などの副作用も同じです。飲み薬には神経質でも 貼薬には無頓着な方が多いですね。病院に行って山のようにシップをもらうのはいいのですが、インドメタシンなどを含むものかどうか 一度確認されたほうがいいでしょう。

針灸で治療していると、膝の水はゆっくりとひいていきます。水がほどほどに引くのと、いっしょに膝の痛みやこわばりもとれていきます。膝の炎症を直接 治していくから水が再びたまることもありません。全身を調整し、膝の周りの筋肉も強くします。

炎症というと「冷やしたほうがいいのですか」とすぐに聞かれますが、そうでもありません。暖めたほうが楽になることも多いのです。暖めたほうが楽な時はあたためてください。


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