花粉症は大丈夫ですか

花粉症 2004年は大丈夫ですか

半健康人から脱出!結(ゆい)通信No.66 より2004/02/24

花粉症は、杉などの花粉によって起きる、眼や鼻のアレルギーです。
アレルギーは身体の免疫システムが誤作動している状態。針灸は身体の免疫システムが誤作動している状態をなんとか正常にもどしてやろうという治療です。くしゃみ鼻水に対する対処療法的なつぼもありますが、真髄は免疫システムの誤作動そのものをできるだけ正常にしてやろうという治療にあります。

一般のお医者さまで処方される抗アレルギー剤は 免疫システムの働きを弱めてしまおうというもの。抗ヒスタミン剤は、免疫システムが働く中で放出されるヒスタミンのはたらきを抑えようというものです。眠気などの副作用がよく知られています。治す治療ではなく症状を抑える治療ということになります。

再発をなくす。治癒をめざす。

免疫システムの誤作動そのものをできるだけ正常にする、治す治療をめざすのが針灸治療の立場ですから、昨年 治療した患者さんの花粉症の再発がないのが、私にはうれしい限りです。
花粉症を元々もっていて、ほかの症状で時々治療にみえられている患者さんたちがいらっしゃいます。その方たちに今のところ花粉症の症状がほとんどみえません。今年は花粉も少ないせいで、大丈夫なのかなと思っていると、初めて診る患者さんは鼻をぐずぐずさせながらみえられます。
花粉が少ないからだけじゃないんだと、にやっとしています。

花粉症の治療は、例えば ぎっくり腰なんかとは違い、その人の身体の状態を見極め慎重に、いろいろと工夫しながらやっていく治療です。ぎっくり腰は、患者さんにとってはひどい痛みで大変ですし、劇的に治って感謝されることも多いのですが、針灸治療する側からみると そうはむずかしくはない治療です。駆け出しの針灸師でもそれなりの効果は上げられます。アレルギー症状はもう少し複雑です。免疫システムの誤作動そのものをできるだけ正常に戻そうというのですから。花粉症の治療がうまくいって再発がないと、患者さんも喜ばれますか、私も負けないくらいうれしい気持ちになるのです。

花粉の量が多くなると症状がひどくなるかといえば そればかりではありません。疲れていたり お酒を飲みすぎたり、食べ過ぎたり、ストレスが多かったりすると悪化します。身体の中の過剰な水分(湿邪、しつじゃ)が多いと悪化するので、身体の外の湿度の高いときにもひどくなります。雨の日のほうが、花粉は少ないはずなのに悪化するといわれる方も結構いらっしゃいます。

春先は 移動や引越し、卒業、入学などでなにかと忙しい時期ですが、疲れすぎないように、ストレスをためないように ハードな仕事のあいまに、スローな時間を楽しむ感じでお過ごしください。

▲ ページの先頭へ

花粉症」に関するお問い合わせは、下記メールまで。
お問い合わせ