半健康人から脱出!結(ゆい)通信No.228 2009/10/06より
ある朝、起きたら顔の半分が動かなくなっているというのが、顔面神経麻痺です。
顔面神経麻痺は脳梗塞や脳卒中、脳内出血、脳腫瘍などからおこることもあるのですが、ここではそれ以外の顔面神経麻痺について話します。帯状疱疹ウイルスが原因のものはハント症候群と呼ばれます。原因不明のものも多く、こちらはベル麻痺と呼ばれています。
お医者さんはステロイドを使って治していきます。たいていはよくなるのですが、
時に後遺症が残ることがあります。麻痺が3ヶ月以内に治癒した時には後遺症はほとんど出ないといわれているので、早く治すことが大切です。私はお薬と併用で、針灸治療することをお勧めしています。顔面神経麻痺はWHO(世界保健機構)も針灸の適応と認めている病気なのですが、世間で針灸が効くという認識が少ないためか、最初から針灸院を訪れる患者さんは多くはありません。病院の治療が終わり、お医者さんは「後は自然に治るのを待つしかない」というけれど、顔に違和感や若干の麻痺が残っている。なんとかならないだろうかといって針灸院へ来院されるケースがほとんどです。でも実際は、針灸治療の開始は早ければ早いほどいいのです。
0X年3月に30代の男性が来院されました。数年前にうつ病の治療で通院されていた方。うつ病のほうはすっかりよくなっていたのですが、突然、顔の右半分が動かなくなり結(ゆい)に来院されました。病院の方にも行き、治療を開始したところです。最初の数回はぴくりとも動かない状態でしたが、だんだんとよくなり1ヵ月半のうちに12回ほど治療して治りました。
最初からお薬と併用で、針灸治療することで後遺症もなく、早く治ることが期待できます。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。



